40代での名古屋転勤は栄転か左遷か(下)

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前回からの続きです。

前回は、私の心情を書くだけで終わってしまいました。今回は、タイトルの「40代での名古屋転勤は栄転か左遷か」について書いていきたいと思います。

結論から言いますと、

個別の事情による

ということです。

なんだそれって話ですが、仕方ありません。ただ、お付き合いのある人たちに聞いてみますと、名古屋はそれほど悪い赴任先でもないようです。

その理由はずばり、

トヨタ自動車があって景気がいい地域だから(厳密には豊田市ですが)

です。自動車産業と密接な関係のある業界、たとえば

製鉄・海運・損害保険・総合商社

などの業界では、名古屋は出世コースである会社が多い。ただ、歴史的な経緯から、住友系の会社はトヨタとのつきあいがあまりなく、三井系が強いようです。商社なら三井物産ですね。

それから、トヨタが使う巨額なお金を目当てに、金融・広告業界も名古屋に優秀な人材を送っています。よく聞く話が、

野村証券

ですね。トヨタがM&Aをするとなったら、数千億円単位のお金が動きますから、狙ってくるのは当然です。また、

三菱UFJ銀行(名古屋を地盤とする旧東海銀行などを前身とする)

は名古屋に副頭取の一人を常駐させています(なお、三菱UFJは、大阪にも副頭取が常駐)。重要拠点の一つの位置づけで、名古屋異動は決して左遷ではないようです。

中央省庁では、名古屋が出世コースとは聞きませんが、

日本銀行の名古屋支店長

は、大阪支店長に次いで格が高く、日銀の役員に相当する理事一歩手前の人が赴任してくることが多いようです(大阪支店長は理事が赴任)。

トヨタの力ってすごいですね。

私の働いている業界は、自動車産業に近いとはいえませんが、多少のつきあいはあるみたいです。いろいろ考えた結果、名古屋への転勤はそれほど悪くないのかな、と思えるようになりました。

 

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